今井雅之さんの死去から考える未来のこと

癌になった・・・その時どうするか?

 

ちろりーん。

スマホが音をたてて、 飛び込んできた今日のニュースは、

衝撃とともにあまりにもショックなものでした。

 

「今井雅之さん死去 大腸がん、容体急変」

あまりにも早いお別れ。

 

大腸がんで舞台を降板し、 話題になっていた、今井雅之さん。

まだ54歳という若さです。

 

誰でもいつかは迎える最期の時。

それが、早いか遅いか。

言ってしまえばそれだけのことですが、 やはりそれはかなりショックなことです。

 

今回のニュースも。

後悔なく最期を迎えられたのを祈るばかりですが、 これって他人事ではありませんよね。

その時は突然やってくる

私は片親で育ってきましたが、 母親は去年69歳で亡くなりました。

 

一緒に暮らさなくなってから、 10年以上経ってましたし、

元々だらしないところもある母だったので、

癌になったという知らせを聞いた時は、 正直ショックは感じませんでした。

 

なんせ知ったのが母からのメール。

「なんか入院になった!」(ピースしてる写メ付き)

 

その後、姉から癌だとは聞きましたが、 たいして心配はしていませんでした。

 

最近は癌になっても復活して元気にしている人は多くいますし、

母の場合、高倉健さんの死因となった悪性リンパ腫という血液のがんでしたが、

生存率もわりと高く、漠然と大丈夫だろうと思っていました。

 

私の自宅と母がいるところは新幹線で1時間半程の距離。

 

一応すぐに子供を連れて病院に会いには行きましたが、

相変わらず元気そうで、

リハビリの先生がイケメン!とか くだらない会話をしただけ。

 

あーはいはい、 元気そうで良かったね。

その程度の感覚でした。

 

言葉にできない不安を感じ始める

それから2ヶ月後、

入院中に脳梗塞をおこし、 半身麻痺&失語症になった母。

 

失語症といっても、 片言でなにかを話すことは出来ていました。

 

誕生日にお花を持ってお見舞いに行った時も、

あまり会話は成立しないのですが、

 

「この 病院 おかしい」

「リハビリ イケメン」(またそれかい!)

 

こんな感じで会話にならない会話をしたのを覚えています。

 

帰り際に手を握って なにか声を掛けようか迷いましたが、

 

言葉に出来ない不安と、

本人にがんという告知はしていなかったので、

不安が伝わってしまうかもという気持ちから、

結局手を握ることもなく、

いつものように、 また来るね!と普通を装ってその日は帰りました。

 

別れが近いということ

数日後、 喋るどころか、

1日中寝ていて食事もとらなくなっていました。

 

手を握っても、

揺すっても、

声を掛けても、

寝ているだけ。

もちろん、反応もありません。

 

その時が近いのは誰の目から見ても明白でした。

 

医者からも余命1日と宣告され、

おばあちゃんや親戚など 病室に入りきれないくらい親類が集まりました。

 

私も子供を連れてかけつけ、

昔から病気がちなのに自由奔放な母で、 ほとんど家にいなかったので、

私の育ての親のような存在で唯一の実家といえる場所に泊まらせてもらいました。

 

ちなみにこの育ての親は信じられないくらい良い人で、

まだ小学校にも上がっていない赤の他人の私を、

2つ返事で預かってくれたようです。

 

スーパーでたまに会う近所の知り合いの人 それだけの間柄だった人ですが、

その日もたまたまスーパーで会って、調子の悪かった母が、

 

「もうすぐ検査で入院しなくちゃいけないんだけど、

その間この子を施設に預けようと思って・・・」

 

「じゃあうちで面倒見るよ」

 

たったそれだけの会話で、 何年もお世話になりました。

 

そういった事もあって、

母が危篤になってもあまり接する機会がなかったからか、

特に悲しいということはありませんでした。

 

翌日の早朝、 みんなに見守られて母は旅立ちました。

 

お別れとその後

母は自分の死期が近いと察していたようで、

遺書のようなメモが残されていました。

 

病院の食事についてくる、献立が書かれた紙切れの裏に、

やりたい事や行きたいところなどが箇条書きに書かれてたものと、

親や子供などそれぞれに向けて書かれた手紙。

 

それぞれに今だから伝えられる事を、

何枚にも渡って書いていたようです。

 

が・・・。

 

私宛てに書かれていた手紙は、

「あまり一緒にいられなかったけど、元気に頑張ってください」

 

たったそれだけ。

 

本当にそれだけです。

 

 

姉妹やおばあちゃんが、 泣きながら長文の手紙を読んでいる中で、

 

お姉ちゃんの旦那宛ての手紙より短いってなんなんだよ !

つーか、最期の別れの言葉がこれかよ と、

 

なんともいえない憤りに涙が出るわけもなく、

 

結局お葬式が終わってから、半年後くらいまで全く涙を流すこともなく、

たいして悲しむこともなく、 いつも通りに過ごしました。

 

私の気持ちの変化

今までの母の行動や、 最期の手紙でかなりムカついていた私は、

母に向けて、 今まで言えなかった文句を散々書いた手紙を棺桶の中に入れました。

 

まともにほとんど一緒に暮らすこともなく、

母なのにどこか他人のように感じていた母親に、 初めて本音を伝えました。

 

今まで思っていたけど言えなかったことを、 一方的に伝えた気になってた私

なんだかスッキリしていました。

 

そころがある日を境に、 急激に後悔して涙する日々が訪れました。

スマホのバックアップをとるために、 データを整理していたら、

元気だったころの母のメールが残っていたのです。

 

後悔、後悔、後悔・・・。

離れて暮らすようになってからも、 私から連絡とることは滅多になく、

母のメールは数ヶ月に1度、

 

「お金貸して」

「○○買って」

「○○のやり方教えて」

もしくは誰かの文句や愚痴

 

そんなメールしかこない母だったので、

手紙で言いたいことを書いたというのもあって、

よくわからないスッキリした感じと 謎のもやもやで過ごした数ヶ月でしたが、

改めて母のメールを見てみると、 母も私との距離感を感じていたのか、

遠慮のないメールなのにどこか他人行儀のような そんなメールばかりでした。

 

「今日の愚痴」みたいな日記メールだったり、

お願いするためのお伺いメールだったり、

他人行儀な敬語が書かれたメールだったり。

 

こんなメールが届くのが、 正直嫌でした。

面倒でもありました。

 

でも、 もう届かないと思ったら、 なぜか急に悲しくなって、

母が亡くなってもなにも変わらないと思っていたけど、

 

母が亡くなったことで、

義理兄がやたら高圧的になったり、

お金の事で姉妹で縁切りの勢いで揉めたり。

 

全く意識していなかったところで、

今までは母がいたから起きなかった問題が次々出てきて、

あんな母親でも役に立ってたんだなー。

そう思うのと同時に涙が溢れて止まりませんでした。

 

奥深くにしまわれていた本当の気持ち

しばらくなにも手につかず、

それでも考えないようにしようと、

なにかに没頭しようとしたり、

 

意識を向けないように過ごしていましたが、

それでも急に出てくる涙に、 戸惑っていました。

 

そんな中で気がついたんです。

今まで自分の気持ちを偽っていたと。

 

母は、周りの評価があまりにも悪かったので、

私もずっと否定してきましたが、

本当は、母が大好きでした。

 

もっと一緒に過ごしたいとずっと思っていました。

もっと話がしたいと思っていました。

 

そのことに気がついたのです。

 

それでも生きていく

今となっては、母にはもうどうすることも出来ませんが、

私には子供達がいます。

おばあちゃんももう94ですが、健在です。

育ての親だっています。

 

今、私が出来る事。 なにかをしてあげられる人が身近にいること。

そして、 それはいつまでなのかわからない、

無期限ではないということ。

 

相手がいなくなってしまうかもしれないし、

自分が動けなくなるかもしれないし。

それは誰にもわかりません。

 

わからないけど、 今日という日は確実にあって、

今、私は動ける。

 

それならば、今やるしかない。

そう思って、 今は前を向いて歩んでいます。

 

ここまで長い文章を読んでくれた、あなたへ

1日24時間。

1日の時間は誰にでも平等に与えられています。

でも、起こることは平等じゃありません。

 

それは、 楽しいことが起きるかもしれないし、

その逆もあるかもしれない。

 

だけど、

自分の人生を変えるのは自分にしか出来ません。

 

なにか知りたいと思う好奇心かもしれないし、

ちょっといつもと違うことをやってみる行動力かもしれません。

 

忙しい日々の中で、

少し立ち止まって考えてみて欲しいと思います。

 

これを見て、なにかを感じて貰えたら嬉しいです。

ありがとうございました。

 

後悔しない人生を!

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