
目のクマは睡眠不足や不規則な生活が続くといつのまにか出てきていることが多いです。
疲れているように見えたり、年齢よりも老けてみえることが多いです。また、不健康に見えたり顔全体の雰囲気を悪くしてしまいます。
目の下のクマにはだいたい3つの種類があり、種類によって目のクマの治し方がそれぞれ違います。
解消法としても3つにわかれていますが、自分はどのタイプのクマなのかをまず把握しましょう。
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血流の停滞で起こるクマ
目の周りの毛細血管の血流が停滞したときに起きるクマは青クマです。
血行が悪くなることでクマになっているもので、目の下を抑えると血流によって色が変化することがあります。
青クマは、寝不足、不規則な生活、過労、ストレス、体調不良、眼精疲労、ドライアイなどが血行不良を誘発することから発生するといわれています。
目の周囲の毛細血管の血のめぐりが悪くなることで、黒ずんだ地がたまりうっ血します。
皮膚が薄い場所なので青クマとして目立ってしまうからです。
血行促進でクマを治す
青クマを治すには血行促進とコラーゲンを増やすケアをするようにします。
血行促進マッサージとして、目の内側から外側のこめかみ、まぶたから外に円を描くようにマッサージします。
コラーゲンを増やすと青クマも目立ちにくくなってきますが、
週1回ピーリングをしたり、レチノール配合化粧品などを使うこともおすすめです。
食べ物では血液循環をよくするために、体を冷やす食べ物を食べないようにすることや、野菜、果物など美容成分が多く含まれた食材を多く摂るようにします。
栄養摂取のために、バランスのよい食生活をするようにします。
血液をサラサラにしてくれる葉酸を多く含むもの、血行を促す栄養素ビタミンEや鉄分を多く摂ること、鉄分の吸収をサポートするビタミンCを摂る事も大切です。
ほかにもバランスのよい栄養素を摂るために青汁もおすすめです。
「青汁は飲みにくので」と思っている方には牛乳や豆乳と混ぜて飲むと栄養素を美味しく摂れるようになってきます。
青汁のほかにも血行促進や体内の活性酸素抑制、美肌効果、貧血改善、疲労回復効果、便秘解消効果の高いサジージュースなどもおすすめです。
原料であるサジーには血行促進効果のあるビタミンEが多く含まれていることと、鉄分も多く含まれるので血行促進、くすみの解消にも役立ちますし、鉄分の吸収を助けるビタミンCもレモンの約9倍も含まれています。
筋肉のゆるみでできるクマ
黒グマと呼ばれるクマは、下まぶたの皮膚がさらに薄く弱くなりたるんで前に出てきた状態で、眼窩脂肪を支えている筋肉がゆるむことから発生します。
その下にへこみができることで、その影が黒く見えてしまうのが原因です。
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黒クマはコーンシーラーでも隠しにくく、むくみが加わることでさらにめだつといった特徴もあります。
たるみ改善でクマを治す
黒グマの対策は、主にコラーゲン強化とツボ押しだといわれています。たるみを改善することが目的です。
週1回ほどピーリングなどを行なうことや、レチノール配合化粧品を使うなどがおすすめです。
黒クマに有効なツボというのは、こめかみ付近にあるツボで、額のニキビなどにも効果があります。
目の下中央から指1本分に位置するツボで、顔全体のむくみやシワ、くすみにも効果を現します。
また、たるみを防止するためには、適度な表情筋のトレーニングを行うようにしましょう。
その場合、あまり激しくすると逆にコラーゲンを傷つけたり、表情シワが刻まれるので注意します。
黒グマを化粧品でカバーしようとする場合、厚塗りをすると余計に目立ってきてしまいますので、パール系コーンシーラでへこみにふっくら感を出すことがおすすめです。
色素沈着でできるクマ
小さなシミの集合体や、こすることで発生する色素沈着や角質肥厚などが原因でできてしまうクマは、茶グマと呼ばれています。
どれもメラニンと関係しているので、シミ対策と同様のケアを必要とします。
茶グマは目をこする人に多いのが特徴です。目の摩擦が原因でシミになります。
洗顔の摩擦、メイクの刺激、紫外線のダメージ、乾燥による肌のターンオーバーの乱れ、肌に合わない化粧品を使っているなどが原因です。
茶グマの対策としては美白対策が中心となります。UVケアを徹底しておこなうようにして、まず色素沈着が起こらないように注意します。
化粧品などもビタミンC誘導体が入ったものを美白化粧品などがおすすめです。
また、メイク汚れの洗い残しなど、色素沈着を起こさないよう、しっかりと洗顔することが大切です。
食べ物などもビタミンCを多く含むものを積極的に摂るようにしましょう。
目元のコラーゲン対策の注意点
クマは加齢に伴うコラーゲンの減少が原因の場合もあります。
特に青クマ、黒グマは加齢に伴うコラーゲンの減少が原因の場合が多いので目元のコラーゲン対策は大事になってくるのですが、注意しなくてはいけないこともあります。
コラーゲン配合化粧品でも真皮のコラーゲンになるわけではなく、保湿効果しかないものもあります。
コラーゲンをサプリメントとして摂るとコラーゲンを補給できます。
また、真皮のコラーゲンを増やすには、アルギネートやレチノール・ビタミンCなどがおすすめです。線維芽細胞に働きかけて真皮のコラーゲンを増やす効果があります。
これからの季節、目元対策もしっかりしておきましょう!
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